私自身、近年合掌することがめっきり減ったと感じています。
国全体として、手を合わせる文化が廃れつつあるのでは・・・
原因はいくつかありますが、一つには核家族化があると思います。
おじいちゃんやおばあちゃんが家庭に居ない。また家督を継ぐ家以外にはお仏壇(位牌や遺影)がありません。
手を合わせることは、相手への感謝であり尊敬です。その対象となる人や物が無くなっているのです。
そこで、家督を継ぐ方以外の兄弟姉妹の所にも、小っちゃいけれど戒名の入ったリトフェイン遺影を置いていただき、故人の顔を覗いて、ちょこっとでも手を合わせる・・・そんな文化を広げたいと思っております。
その新しい企画に、現在実用新案出願準備中の仕掛けを入れました。
動画の左右のリトフェインを見比べてください。
右側が従来の物で、左側が新しい仕掛けを施したものです。
従来のリトフェインは、前面に比べて背面の明るさの方が強くないと画像は表出しませんが、左側のリトフェインは、彫刻面に光が差し込まない限り画像が表出しています。
まだまだ改良の余地はありますが、年内には発売したいと考えています。