金属製品を生産する場合、原材料に切削加工、熱処理、研削など、同じ作業を繰り返します。
製品のバラツキが少なく、早くできることが重要です。
そのために、加工物を取付ける位置を定めると同時に加工の案内を補助する工具が「治具」です。
※治具は、英語の「jig」(工具の位置合わせ、案内機構)の当て字。
つまり、市販工具の「使いにくい」を「使いやすくサポートする」専用の道具ということ。
治具により、早く、安全・正確に作業でき、仕上がりが統一されます。
そして、作業能率を増し、安定した生産につながります。