コンセプトPKL concept
ものづくりに夢をのせて・・・
ものづくり工房、生活補助具製作ボランティア 笑媛-自助具会を営む「株式会社PKL-Factory」は「Positive」「Kindness」「Like」を連想させるものづくりに業務としています。
「ものづくりに夢をのせて・・・」を基本概念として、この世に役に立つものづくりに邁進し、社会に貢献していきたいと考えます。
前向きで、優しく、
好きになれるものづくり
子供の頃から金属加工に興味を持ち、高校時代には蒸気機関車を造るのが夢でした。
実際に蒸気で走るミニチュア機関車を造りたくて、チャレンジしました。手持ちの道具は、万力、手動ドリル、糸鋸、金切りばさみとドレメルのルーターです。その当時のドレメルのルーターは100ドルでしたが、為替レートが固定の360円の時代でしたから36000円です。高校生の私にとっては高値の花でしたが、夏休みのアルバイトで稼いだお金でなんとか購入、そして意気揚々と製作開始したのです。ところが一月もたたないうちに挫折です。
製作するにあたって、フライス盤や旋盤などの精密な金属加工機械を持たないと、完成させることが困難であることを思い知らされたのです。それらは、あまりにも高価な機械でした。
時は流れ、インターネットの普及により世界の情報を見ることができるようになった2000年頃、中国製のミニ旋盤とミニフライス盤がそれぞれ10万円以下で手に入ることを知ったのです。そして、即購入!
こうして金属加工にどっぷりと浸かる生活が始まったのです。
りんごの皮を剥くように金属を削る快感、製作することにワクワクする思いを今でも感じています。
このワクワク感で世に役に立つものが製作できれば、これ以上の幸せはありません。
会社を設立した今、私の経験がどんな可能性を持っているのか、あらためて探っていこうと考えています。
株式会社PKL-Factory
【 工房の様子 】