レーザー加工機の発展は目覚ましく、最近では小型で持ち運べるものも流通するようになりました。
また、その性能は目を見張るものがあります。完全無比の正確性。100回照射を繰り返しても、全く狂いのない焼印が100枚出来上がります。しかも、構図の修正も簡単です。
それに引き換え、従来の金属金型による焼印は、押す度に焼き色が変わったり、あるいは焼き損ねた欠損部分が出たりします。
そして構図の修正は、新しく作り替えない限り、不可能です。
では、金属金型による焼印に良いところは無いのでしょうか?
弊社は、たったひとつだけですが金属金型による焼印に軍配を上げたいものがあります。
それは、心を込められることです。
毎回違ってくる焼き具合も、そこに作者が心を込めて押した暖かみがあります。その焼印は世界にたった一つしかないから・・・
弊社は思います。大量生産品に焼印を施すのは、どう考えてもレーザー加工機が向いています。
しかし、ワンオフ品や思いを込めて作った作品には、焼印にも心を込めたいものだと・・・